慢性腎臓病(CKD)の診断、治療を行っています。
健康診断で血尿やタンパク尿を指摘され、泌尿器がんが否定された方は、慢性腎臓病(CKD)の可能性があります。当院でCKDの診断、治療を行っています。CKDが疑われる患者さんには積極的に市立札幌病院などの急性期病院に紹介し、腎生検を含む診察を受けていただいております。
CKDが進行した場合には、保存期CKD治療(生活習慣の改善、薬物療法、食事療法、運動療法など)を行います。
末期のCKD(末期腎不全)となった場合には、適切な腎代替療法(腎移植、腹膜透析、血液透析)の選択のお手伝いを行っています。また、当院ではCAPD(腹膜透析)の管理も行っています。
当院でできる検査・治療
尿検査
おしっこは体のバロメーターです。尿の性状、タンパク尿や血尿の診断、成分分析、癌細胞などに対する細胞検査が可能です。
血液検査、血液生化学検査
血液を採取し、さまざまな項目の検査を行っています。院内に検査ラボを併設していますので、基幹病院と同様に迅速な診断が可能です。
超音波検査
腹部のエコー検査はもちろん、ドップラーモード(※)での血流検査が可能です。腎臓の機能状態も類推できます。
※ドップラーモード:特定位置の超音波ビームの周波数変化を流速に変換しグラフ化するもの
市立札幌病院との連携
- 安定しているCKDの患者さんのフォローアップを行って参ります。
- CKDが進行してきた場合は、適切な腎代替療法(腎移植、血液透析、腹膜透析)選択のお手伝いをします。